「オープンセクシュアリティ転職」 ネガティブな転職を新しいスタートへ!
本日はセクシャルマイノリティを自認する方が『ありのままの自分で仕事をする方法』をお伝えいたします。
セクシャルマイノリティ(LGBT)と一言で言っても、一人ひとりそれぞれ違った立場で違う価値観を持ち直面する課題は一人ひとり違います。今の職場がフレンドリー企業で、ありのままの自分で働いている方はとても恵まれていると思います。
しかしながら多くの方が自分のセクシャリティを隠して、もしくはカミングアウトしても周りの理解が少なく、周囲からの偏見の目で大きなストレスに悩まれている方が多いのが現状です。
虹色ダイバーシティ調べでは「職場でLGBTに関する差別的な言動がある」と回答したLGBT当事者は70%に上ったというデータもあります。
では今の職場でカミングアウトして良い状況に変わるでしょうか?
これまでのストレートの自分として作られてきた人間関係の中でカミングアウトすれば、表面的には快く受け入れてくれるでしょうけど、ドラマの話や恋バナなど、これまで表面的には共感して盛り上がってきたリアクションが、カミングアウトによりギクシャクしたリアクションになり、今までの関係性があるがゆえに新しい人間関係をつくることは難しいと思います。
それでは、自分のセクシャリティを隠して、もしくはカミングアウトしても、ありのままの自分で働けていない方がどうすればありのままの自分で仕事が出来るか。
最も簡単な方法は「環境を変えてしまう」ということです。
つまりそれは、自分のセクシャリティをオープンにしてありのままの自分で仕事が出来る会社に転職をすることです。
セクシャリティをオープンにする事は、性的指向と性自認では異なった意見も多く見られ、性自認を持つ方はオープンにして転職する事が好ましい意見が多いですが、性的指向の方は職場の偏見を理由にオープンせずに就・転職することを望まれる方も多いようです。
しかし、私のゲイの知人も2年前にオープンにするまで、「結婚しないんですか?」「どういう人がタイプ?」などの質問にうまく答えられず、少しずつ距離が出来ていく事にとても辛い思いをしていたそうです。
転職をきっかけに新たな環境で自分のセクシャリティをオープンにして、新しい人間関係をつくっていく。それがありのままの自分で仕事をする方法です。
しかし、セクシャルマイノリティの方が就活転職活動をすることはまだまだ困ること、大変なこともあるのが現状で、インターネットでよく見かけるのは
1.LGBTに理解がある会社かわからない
2.こころの性に合ったリクルートスーツ姿で、面接に行っていい?
3.エントリーシートに、本当に好きなことを書きづらい。
4.セクシャリティに関して悩む期間があり空白期間がある。
これらの問題を解決していけばありのままの自分での仕事にたどり着けると思います。
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