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「オープンセクシュアリティ転職」 これまでと同じ転職で良いのでしょうか?

本日はセクシャルマイノリティを自認する方が『ありのままの自分で仕事をする方法』をお伝えいたします。

これまでのブログで「ありのままの自分で仕事をする方法」についてお伝えしてきましたが、今回はなぜセクシャリティをオープンにしないで就・転職するとうまくいかないのかをお伝えします。

人生において就・転職はとても大変な出来事で、一度就職したら、なるべくならしたくない、避けたいものだと思います。しかし、これまでの終身雇用・年功序列が当たり前だった社会は変化し、上場企業でも数千人単位でリストラが行われる現在は転職が当たり前になり、多くの方が自らの意思で転職するか、もしくは転職せざる負えない状況になってしまったか・・・そのような状況になっています。

ではその転職の理由は何なのでしょうか?

一般的な転職理由の上位は「他にやりたい仕事がある」「会社の将来性」「給与・待遇の不満」など前向きな回答が多いですが、リクナビの調査で面白いデータがありました。

「転職と退職理由の本音ランキングBest10」

1位:上司・経営者の仕事方法が気に入らなかった(23%)

2位:労働時間・環境が不満だった(14%)

3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)

4位以下は給与や仕事内容、評価などが続きますが、50%を占めるベスト3を見てみると全て人間関係及び社内の環境に関係するものでした。これが本当の、本音の理由だと私も感じています。

私は転職支援の仕事を2000年に始めて以来、多くの求職者の方々のお話しを聞いてきました。皆さん「会社の将来性」や「自分のスキルアップ」といった前向きな言葉を最初はお使いになりますが、じっくりとお話しを聞いていくと、やはり一番多い転職理由は人間関係や職場環境によるものが一番多かったです。

自分にあった仕事、会社、環境を見つけることはとても難しいです。

大変な転職活動をして、やっと入った会社でも上記ベスト3のような不満でまた転職をしてしまうかもしれません。

セクシャルマイノリティを自認する方が、オープンにすることなく現在の会社で働き続ける事はとても負荷がかかり、上記のベスト3のような大変ことが通常にあった上に、プラス自分のセクシャリティを知らない事から多くの嫌な思いをする可能性があります。

「〇〇さんの好きな男性のタイプは?」

「合コン一緒に行こうよ!」

「まさか〇〇さんゲイじゃないですよね?」

といった心ない言葉を日常的に受け続けるのはとても大変な状況です。その状況を変える為に転職をしたとしても、また同じような状況になってしまう可能性が高いです。日本は外資系企業と違い社内制度・社内環境が家族的な制度から作られているケースが多く見受けられます。

「結婚・出産祝い金」や「住宅手当「家族手当」などセクシャリティをオープンにしていない事でとても自分を苦しめることになってしまいます。

だからこそ、自分のセクシャリティをオープンにしないで転職をすれば、様々なことが新しい職場で自分を苦しめる結果となってしまうかもしれません。

だからこそ、「オープンセクシャリティ転職」、ご自分のセクシャリティをオープンにして新しい職場環境でありのままの自分で新しいキャリアをスタートする!

「仕事を通じて自分の自己成長を感じる」ために、「オープンセクシャリティ」こそが一番の方法だと思います。

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